「伊勢抹茶のもっちり生どら焼」発売-お茶でJGAPを取得した三重県・明野高校がローソンと商品を共同開発

三重県立明野高校(三重県・伊勢市)と株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)が共同開発したデザート「伊勢抹茶のもっちり生どら焼」(税込165円)が発売されました。

同校は、昨年2018年3月に、「茶」で農産物の安全性や環境保全への取り組みを認証する農業生産工程管理の国際規格「GAP(ギャップ)」の国内版である「JGAP」を取得しました。同校には40アールの茶畑があり、食品科学科の生徒らが、緑茶用の品種「やぶきた」など栽培、製茶し、校内の販売所で販売をしています。「茶」での取得は全国の高校では2番目です。国際基準の「アジアGAP」の認証取得も目指しています。

また、11月には、三重県で初の「米」での「グローバルGAP」認証を取得しました。同校の取得により、グローバルGAPの認証を取得した高校は全国で10校目となります。

今回のデザートは、同校食品科学科1、2年生有志13人の生徒が、2018年5月からローソンから「20代の女性向けデザート」をテーマに6回にわたる授業を受け、商品開発に取り組んだもので、2019年2月19日(火)から中部地区のローソンで発売(一部店舗を除く)を開始。4万個の限定販売です。

生地には、三重県産の国産小麦粉とく地元伊勢市の乳業メーカー有限会社山村乳業の牛乳を使用し、餡(あん)には、白あんに伊勢抹茶を練り込んだ抹茶あんと生クリームをはさんでいます。製造は伊勢市の株式会社和菓子の万寿やが行うというオール伊勢のデザートです。

ということで、さっそくローソンに向かいましたが、置いてあったのは3軒中1軒だけ。もう品薄なのか?と思いながら、きれいな緑色を基調にしたデザインのパッケージの商品を5個購入しました。大きさは9.5~10cmと予想より大きめでした。食べてみると、確かに生地はふんわり、しっとり、もっちり!餡は、抹茶の味が濃く、生クリームも甘さを抑えたスッキリなめらかな味わい。20代じゃないけど、ハマる!試しにほぼ40才の男性にも食べてもらったところ、「ずっと、食べていられる」と続けて2個食べていました(笑)。

これを「どらやき」かと言われると、中に小豆の餡が有るわけでもなく、少々、疑問ではありますが、「どらやき」の進化形として、これはこれで大アリ!

原料の砂糖が国産であったり、小麦や抹茶が三重県産であるということで、安心感があり、ことのほか美味しく感じます。爽やかなデザインと型崩れしない個包装なので、ちょっとしたおやつの差し入れにもピッタリ!

安全で安心な農産物の生産に取り組む明野高校の皆さん、これからも、ぜひ、がんばってください!

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