食農教育プロジェクトは、「知る、育てる、食べる」ことで、伝統野菜を身近なものとして捉えていただくことを目指しています。

食べることは生きること

生きることと食べることは切り離すことはできません。
私たちの体は生産者の方が丹精込めて育ててくれた食物でできています。
しかし、野菜や食肉がどのような過程を経て、私たちの食卓まで届いているのか知らないお子さんもいます。
特に、都市部では、田畑を目にすることの無い地域もあるせいか「野菜はスーパーで買うもの」と思っていたり、元の形も知らず「加工調理された後のものしか食べたことがない」というお子さん達も増えています。

伝統野菜を育ててみよう!

食農教育プロジェクトでは、実際に野菜を収穫し、それを自分たちで調理して食べることで、農産者が種をまき、水をやり、管理や工夫をして育てたものが、青果物として市場に出ているということを実感として学ぶ機会を提供します。

また、郷土愛や伝統・文化の保存・継承への意識を持っていただくために、地域の伝統野菜を教材としています。
地域の農業や産業の変遷、食文化などをテキストと実習で学び、伝統野菜に親しむ食農体験学習プログラムを展開しています。

※子ども向け伝統野菜のテキスト「あいちの伝統野菜を学ぼう 学習ノート」を作成しました。

2019年度には、田原市立の全小学校4年生、豊橋市立小学校、中学校他の図書館、進路指導室に配布しました。

テキストをご希望の方は自治体はメールにてご連絡ください。
お問い合せフォームからご予約・お問い合せください。

 

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