伊勢いもを守れ!高校生がIoT活用農業にチャレンジ!~クラウドファンディングで応援求む!

目指せ!種芋の栽培効率化!

三重県多気町の高校生が名産品の伝統野菜である伊勢いもの継承に力を注いでいます。

伊勢いもは、その濃厚な味わいから最高級のとろろ芋として有名ですが、生産者の数は減少の一途をたどっており、このままでは近い将来に消滅しかねない危機的状況にあります。

今後も存続させていくためには、生産工程を根本的に見直し、持続可能な仕組みをつくらなければなりません。

伊勢いも

そんななか立ち上がったのが地元の高校生たち。

若者ならではの視点で先端技術を導入し「効率的に種芋を栽培する」取り組みを始めました。

伊勢いもは全収量の3割程度を種芋として残しておかなければなりませんが、この取り組みが成功すれば、残しておいた分も出荷できるようになり、収益向上につなげることができます。

具体的な方法としては、IoT(Internet of Things)を活用し、施設内の空調や照明などをインターネットで接続してコントロールすることで、種芋の栽培に適した環境を完全管理しようとするものです。

現状では、エアコンやLEDライトなどの既製品をIoTに活用し実験を行っていきます。

仕組みづくりには、世界規模の環境変動に対応する持続可能な農業を目指す若手起業家の豊永さんがサポート。

若者たちが、新しい時代の新しい農業に向けて果敢にチャレンジしています。

 

ふるさと納税対象のクラウドファンディングで応援しよう!

この設備投資の資金集めの方法として選んだ方法は、ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングと、こちらも先進的です。

取り組みには多気町がバックアップしており、寄附金はふるさと納税の対象になっています。

お礼の品はありませんが、地域の持続可能な開発としても、若き農業者たちへの将来においても、大きな価値のある投資になることでしょう。

また、他地域が抱える同様の課題解決へのヒントや、気候変動に対する農業技術研究などへの貢献など、高校生が取り組むプロジェクトの持つ潜在的な価値は無限大です。

多気町の高校生のチャレンジを、ぜひ応援してください!

 

寄附の募集期間は、2019年12月19日~2020年3月31日まで。

目標金額は、設備投資費として370万円を目指しています。

多気町高校生の伊勢いもプロジェクトに関するガバメントクラウドファンディングはこちらから

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