【緊急】加賀れんこんを救ってください! ~「令和6年能登半島地震」で大打撃~

2024年1月1日能登半島をマグニチュード7.6の地震が襲い、北陸地域が甚大な被害が出ました。1ヶ月半過ぎた現在でも被害の大きかった地域の復興の見通しは立っていませんが、全国各地から災害義援金やボランティアの方々の支援の手が差し伸べられています。

石川県の伝統野菜も例外なく危機に直面しており、「加賀れんこん」の生産者の方からSOSが届いています。ぜひ、皆さんに「食べて応援!」という形で支援をお願い致します。

「加賀れんこん」は、藩政時代から栽培が続く歴史の長い野菜です。でんぷん質の多さから「餅れんこん」ともいわれています。すりおろしたときの粘りが強く、その粘り気を活かした郷土料理「はす蒸し」は、他地域のれんこんでは出せない味わいで、金沢の旅館や料亭で出される「はす蒸し」は、まさに絶品!忘れられない味です。

作り方は、農林水産省「うちの郷土料理」はす蒸しにもあります。

出典:農林水産省「うちの郷土料理」はす蒸し

しかし、ニュースなどでもご存じのように、元旦の震災により能登地方のみならず金沢市への観光客は激減し、「加賀れんこん」の注文もなくなってしまい、農家が大打撃を受けています。

今回、お話を頂いた生産者の中橋農園の中橋亮太さんは、27歳で脱サラをして、修行期間を経て独立した専業農家の方です。

中橋農園のれんこん畑

加賀れんこんの掘り方には「くわ堀り」と「水掘り」の2種類があります。

「くわ掘り」は昔ながらの伝統的な収穫方法で、水を抜いた田んぼの中に入り、くわで掘っていく方法です。刃物を土の中に入れての作業になるため、れんこんを傷つけないようにするのに技術が必要です。くわ掘りのれんこんは泥がついたまま出荷されますが、その泥によって新鮮さが保たれます。

「水掘り」はひざの少し上まで水を張った田んぼで、ホースから水を出しながら水圧でれんこんを掘る方法です。中橋農園のある河北潟では水掘りが盛んです。そのため、この時期でも冷たい水の中に入っての作業です。しかも、今回の地震で作業場周辺の道路や橋なども使えなくなってしまったため迂回して作業場に行くという毎日です。

れんこんの収穫作業

中橋農園の「加賀れんこん」を購入して頂ける方は、以下のInstagram(インスタグラム)にアクセスして、中橋さんへメッセージで「れんこん購入希望」として、住所、氏名、電話番号を記載し、入金先および送料等の連絡をお待ちください。1箱(5㎏)5,000円+別途送料(ゆうパック基本運賃:北海道1,890円、東北1,310円、関東、関東 信越 北陸 東海 近畿1,200円、中国・四国1,310円、九州1,440円、沖縄1,970円)。送料は目安なので、中橋農園さんにご確認ください。

1箱5㎏入りなので、1軒4人家族としても3~4軒のご家庭とシェアできる量です。

作業をしながらの連絡となるので、お時間を頂く場合もあります。また、発送は入金確認後1週間ほど後となります。可能であれば、ご友人や近隣の方とご一括で注文して頂けるとありがたいです。通常時とは異なり、慣れない個別配送のため、不手際もあるかもしれませんが、ご了承ください。

Twitter https://www.instagram.com/nakahashi_noen?igsh=d21iZXBydXZ2cGJp

【振込先】 石川かほく農業協同組合(JA石川かほく) 内灘支店 普通 0032334 中橋亮太

イシカワカホク ウチナダ 0032334 ナカハシリョウタ

 

れんこんの収穫・出荷期間は、8月上旬から翌5月上旬頃までですが、秋から冬にかけて、最も美味しい時期を迎えます。特に2月は、丸々と太ったれんこんになってくるそう!まさに今が食べ頃!この機会に、ぜひ「加賀れんこん」を味わってみてください。冷蔵保存で7日~10日ほど美味しく食べられます。

また、れんこんだけでなく、能登半島の野菜を「食べて応援!」をお願いします!!

中橋農園の加賀れんこん

今回、購入して中原農園から届いた「加賀れんこん」です。添付されていたレシピを参考にいろいろ作りました。肌が白く美しく、甘味があり、とても美味しかったです。

中原農園から送られてきた加賀れんこん

5㎏の箱に何袋かに小分けして入っています。

レシピとお礼のメモまで入っていました。

【参考資料】

農林水産省「うちの郷土料理」はす蒸し
日本伝統野菜推進協会「映画「種をまく旅人」シリーズ最新作制作決定~石川県金沢市の伝統野菜”加賀れんこん”農家が舞台」
能登半島地震の被災地を応援!石川県産の伝統野菜の販売イベント開催 北海道札幌市

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