協会理念

伝統野菜とは、何世代にもわたって各地で栽培を繰り返し、その土地や気候風土に適応した野菜で、古来種、固定種、在来種とも呼ばれています。

古くから栽培されてきた日本野菜ですが、今は消滅の危機にあります。

この伝統野菜を後世に残していくために、農業体験、食育、PR活動を行っています。

当協会の活動により、伝統野菜の需要を喚起し、地域食文化の継承を育み、生産農家を存続し、生物多様性の保全につなげることを目標としています。

「守るつなげる」を事業の理念とし、各地域に残る伝統野菜の原種と青果物を末永く後世に継承するために、

  • 認知度の向上
  • 知識の普及
  • 伝統野菜の育成支援と活用
  • 地域社会への貢献

を事業の柱とし、伝統野菜の保存と普及に寄与します。
また、伝統野菜を保存・普及するために貢献している人々の経済的基盤の確立を図るため、当協会の活動によって収益の安定を提供し、事業が持続的に行えるよう支援します。

ご挨拶 代表理事 石川哲也

日本伝統野菜推進協会代表理事の石川哲也です。

私が当協会を立ち上げたのは、シンプルに子ども達に野菜の在来品種を残していきたいという思いからです。

原種・古来種・在来種・固定種・地方野菜といった様々な呼び方をされる古くからの野菜は、年月をかけて、その土地に適した形で、形質を固定化したものです。そして、栽培して、実を収穫すれば、種が取れます。その種を撒けば、翌年には、また同じ形質をもった野菜を収穫することができます。

しかし、今、これらの野菜は衰退の危機にあります。一度、失われてしまうと復活は用意ではありません。
そのため、これらを守っていこうとする方たちもいます。

私たちは、そんな伝統野菜を守る人たちを応援し、関連情報を発信することで、少しでも多くの人に伝統野菜を知ってもらい、次世代に多様な種を継承していきたいと考えています。

当協会の使命は、伝統野菜を守り、普及に取り組む方々を応援する広報事業を展開することです。

皆様のご期待に応えられるよう精進して参りますので、変わらぬご支援のほど、どうぞ、よろしくお願い致します。

沿革

2016年  7月 非営利団体として設立
2018年 11月 団体ホームページリニューアル
12月 「あいちの伝統野菜」講座&クッキング講座開催
2019年 1月 ハタケタナカにて「あいちの伝統野菜」収穫祭開催
4月 子ども夢基金「知ろう!ふれよう!あいちの伝統野菜」収穫体験開催
5月 日本の伝統野菜一覧作成開始
11月  「あいちの伝統野菜を学ぼう 子ども向け学習ノート」刊行
◎日本の伝統野菜一覧 2019年中の公開は北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・茨城
2020年 1月 田原市立小学校全4年生・田原市図書館、豊橋市立小・中学校図書館に学習ノートを寄贈
1月 田原市図書館サポーターズ会議にて伝統野菜を紹介
4月 コロナ緊急事態宣言により収穫体験を中止
7月 伝統野菜を使った料理動画を作成
12月   環境省:第8回グッドライフアワード実行委員会特別賞<子どもと親子のエコ未来賞>受賞
中国新聞記事:<プロローグ> あらためて注目集まる伝統野菜 古くて新しい畑のイッピン◎日本の伝統野菜一覧 2020年中の公開は栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟
2021年 1月   読売新聞東海版「The インタビュー」記事掲載
朝日新聞デジタル版「凄腕しごとにん」1 記事掲載
2月 朝日新聞デジタル版「凄腕しごとにん」2 記事掲載
2月「あいちの伝統野菜を学ぼう」学習ノート 大府市、碧南市、清須市、名古屋市立日比野小学校に寄贈
4月 愛知県大府市で「あいちの伝統野菜を学ぼう」学習ノート贈呈式
4月 コロナ緊急事態宣言により収穫体験を中止
日本の伝統野菜一覧作成
◎2021年中の公開は富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重
2022年 1月 新型コロナウィルス感染症予防で収穫体験中止
2月 子ども向け野菜テキスト「あいちの伝統野菜を学ぼう 学習ノート」をデジタルテキストで公開
日本の伝統野菜一覧作成
◎2022年中の公開は 滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・大阪・和歌山
2023年 1月 新型コロナウィルス感染症予防で収穫体験中止
1月 顧問高木幹夫氏がディスカバー農山村漁村(むら)の宝」第9回 特別賞「むらの宝食文化賞」受賞
日本の伝統野菜一覧作成
◎2023年中の公開は鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
2024年 1月 能登半島地震発生 加賀レンコン農家支援
1月 日本の伝統野菜一覧完成
1月 新ロゴマーク発表
1月 伝統野菜なるほど検定 公開
3月 資格事業「伝統野菜アンバサダー」開催準備
4月 子ども向けテキスト改訂版 刊行
5月 「伝統野菜アンバサダー」0期 テスト開催
5月 ホームページリニューアルしたものの不具合多発
6月 マイナビ農業「連載企画 解説!全国伝統野菜」記事監修
8月 東京MX「HISTORY」出演
10月 ホームページ再リニューアル
11月 「伝統野菜アンバサダー」養成講座開講
11月 日経MJ記事「伝統野菜を守れ 長崎でちゃんぽん活用、福島で学校栽培」

概要

名 称 一般社団法人日本伝統野菜推進協会(にほんでんとうやさいすいしんきょうかい)
法人番号 1180005016873
代表者 石川 哲也(いしかわ てつや)
設 立 2016年7月
所在地 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目24番5号第2森ビル401
事 業

内 容

1. 伝統野菜に関する情報コンテンツ制作
2. 伝統野菜に関する知識の普及・啓発(セミナー・収穫体験等)
3. 伝統野菜を支援する人材の育成(認定資格事業)
4. 伝統野菜のブランディング・販売コンサルティング
5. 伝統野菜の普及推進に関わる会員企業とのコラボレーション