高校生の「農」と「食」に関する取り組みを応援する「全国高校生農業アクション大賞」の募集が4月15日から始まります!

全国の高校生の「農」や「食」に関するプロジェクトや課題研究を支援する「全国高校生農業アクション大賞~地域との共生を求めて~」の募集が4月15日(月)から開始されます。

今回で三回目を迎える同賞は、農業高校(農業系学科があるなどの関連高校を含む)の生徒たちがグループで取り組む農や食に関する活動を支援し、優れた事例を表彰するものです。

高校生グループが、農家ら生産者をはじめ、地域のJA、企業・事業所、NPO、消費者グループ、行政機関などの地域と連携し、「農」や「食」に関するプロジェクトや課題研究3年間かけて行うもので、優れた実績を残したグループには、さらに「大賞」、「準大賞」が表彰されます。

 

事業を通じて農業の担い手を育成し、地域産業やコミュニティを振興することを目的として、JA全中(全国農業協同組合中央会)と毎日新聞社が主催しています。

応募は、高校生グループが所属する学校を通して行い、毎年度15グループが選出・認定されます。第一回(2017年度)は91高校から計115グループ、第二回(2018年度)は60高校から78グループの応募がありました。

審査の基準は、以下の項目が中心となり、活動計画が総合的に審査されます。

▽農や食の発展・振興につながり、地元生産者ら地域と連携した取り組みであること

▽計画立案に創意工夫や独自性があり、意欲にあふれた取り組みであること

▽目標が明確で、3年間をかけて取り組むべき意義や計画性があること

▽実行力を備え、生徒の自主的な活動や仲間同士の協力により目標達成が見込めること

引用:全国高校生農業アクション大賞HP 審査と支援より

伝統野菜に関するプロジェクトを行うグループも選ばれており、

第一回には、山形県立置賜農業高校による山形県南部の川西町の特産品である紅大豆などの豆類を使った食育活動や、愛知県立安城農林高校による愛知県の金俵まくわうりの普及プロジェクトが、

第二回には、福島県立会津農林高校による会津伝統野菜のブランド化への取り組みが選ばれました。

認定されたグループには支援金20万円が支給されます。さらに3年間の活動報告の大賞審査では、大賞に50万円(1グループ)、準大賞には20万円(2グループ)の奨学金が贈呈されます。

地域と連携して新しい「農」や「食」の価値を生み出す高校生のプロジェクトに注目し、応援していきたいですね。

 

全国高校生農業アクション大賞

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