お肉や魚が苦手な方やベジタリアンの方も安心して食べられる!-パリやベルリンで人気の野菜寿司を子どもと一緒につくってみました!

近頃、野菜オンリーのお寿司が、フランスのパリやドイツのベルリンで注目されています。

きっかけは、日本の「和食」が2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されたことで、世界から注目されるようになったことです。「和食」は健康に良いというイメージもあり、特に寿司は人気の高いメニュー。しかし、ヨーロッパには、ベジタリアンやヴィーガン(乳製品や卵も食べない徹底した菜食主義)の方も多く、動物性の食材や出汁を使う「和食」は食べられるものがほとんどありません。そういった方々にも、お寿司を楽しんでもらえるようにと、日本人のフードデザイナーさん方3名からなるHoxai Kitchenが考案したのが「VEGESUSHI」=野菜寿司です。

そのお寿司は、華やかでインスタ映えするだけでなく、旬の野菜や日本伝統の玄米や古代米が使用しており、健康志向の高い人々やベジタリアンを惹きつけています。

 

ということで、私も旬の野菜を使ったお寿司を作ってみました。

握りは難しいので、押し寿司で挑戦。

急遽、家庭内で「親子で作ろう!野菜押し寿司」のワークショップの始まりです。

1つ目の押し寿司に使った野菜は、にんじん、もやし、ニラ、小松菜、えのき、しいたけ、れんこん、菜の花です。冬から春に移る今の時期が旬の野菜を使いました。

2つ目は、大葉、きゅうり、トマト、梅肉、昆布のつくだになど夏バージョンの野菜を使いました。(今は、いつでも手に入ることの不思議をあらためて感じました)

野菜は、それぞれ下ごしらえをしておけば美味しく食べることができます。夏野菜はピクルスにしても美味しいと思ったのですが、子どもが酸っぱいのが苦手なので今回は、そのままです。食べ飽きないように、ご飯の間にも野菜を敷いています。残った野菜や切れ端は、生春巻きにしました。

子どもが最も楽しみにしていたのは、やはり、飾りつけ。クッキーの型抜きで野菜の形を整え、盛り付けていきました。完成した後も、写真を撮ったり、「食べるのがもったいない」と言っていたり、騒いでいましたが、結局なんなく完食。普段は、あまりお手伝いしないのに、後片付けも手伝ってくれ、最後は、「ごちそうさま」の代わりに「楽しかったねー」と言っていました。

これから、暖かい日が多くなり、お花見やハイキングなど行楽に出かけることも多くなると思います。そんな時に、この野菜押し寿司のお弁当を持参して、話題作りをしてみてはいかがでしょう?

日本伝統野菜推進協会でも、「親子で楽しめる伝統野菜を使った押し寿司ワークショップ」を企画しています。また、お知らせなどで予定をアップしますので、ご興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。

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